大家さん
あなたは今、こんな風に思っていませんか?
こんにちは!大家さんの悩みを解決する管理会社、LivingTokyoの世良です。
今回は、
- なぜ、入居者がすぐに退去してしまうのか?という理由
- 実際に、当社で起きた入居後にすぐに退去してしまった事例
- その際、当社はどんな対応をしたのか?
などを、北海道から九州まで1万室以上の物件を見てきた当社代表・倉川の経験談をもとに、解説していきます。
「入居者に、1日でも長く住んでもらう方法を知りたい」
という方は、ぜひ参考にしてください。
もくじ
■入居後、すぐに退去してしまう理由は?
実は、入居後にすぐに退去するという方はごくわずかなんです。
倉川
入居後すぐに退去する方がほとんどいない理由は、引っ越し費用や初期費用などがかかっているから。
しかし確率は少ないですが、中には入居後すぐに「退去したい」という方もいらっしゃいました。
その理由は、
- 急な転勤
- 家庭の事情
- 近隣の影響
- 管理会社と連絡がつかなくて不安(※弊社ではありませんが、こういうケースもあります)
などがありました。
シェアハウスに入居する海外の方の場合、上記の理由に加えて、
- 共同生活が合わない
- シェアハウスが合わない
- 他の人の生活音が気になる
ということが、理由として挙げられます。
【弊社の事例】入居後すぐに退去した理由は「子どもの生活音に対するクレーム」
実際に、弊社の管理物件でこのような事例がありました。
4人家族(夫婦2人、幼稚園に通うお子様、産まれたばかりのお子様)が、マンションの3階に引っ越した直後のこと。
下の住民の方から「生活音がうるさい」と言われることが、度々あったそうです。
「下の住民の方から、生活音がうるさいって言われるんです…」とご家族からご相談を頂き、すぐに引っ越し先を弊社が管理する物件の中から探しました。
すると、大家さんが「自分が住んでいた戸建てを貸し出したい」という物件が、ちょうどあったんです。
事前に、大家さんに
倉川
という確認を取りました。
生活音に対するクレームがないことが、ご家族が安心して暮らすための条件だと思ったからです。
すると、大家さんは「昔、自分も子育てしてたから大丈夫。周りの人たちとも仲がいいし、理解してくれる。だから安心して。」とおっしゃってくださいました。
すぐにその戸建てをご家族に紹介し、引っ越しが決まりました。
引越し後も、周りの方からのクレームなどもなく安心して入居し続けてくださっています。
■入居後、すぐに退去させない4つの対策
倉川
- 「退去したい」と言われたときに、理由をしっかり聞く
- 契約更新のときに、会いに行く
- 管理会社に、いつでも連絡が取れるようにしておく
- 記録を残すために、決まったことは必ずメールでも送るようにしている
それぞれ、詳しくお話していきます。
①「退去したい」と言われたときに、必ず理由を確認する
過去に、入居者さんに「契約更新日が近づいてきたので、退去します」という連絡を頂いたことがありました。
倉川
と聞くと、「洗面台の床がブヨブヨなのが気になる。あと、こことここが壊れていて…」と、部屋に対する不満が退去の理由であることがわかったんです。
倉川
と提案すると、退去せずに引き続き更新していただけました。
入居者さんが「退去したい」という場合、必ず何か理由があります。
その理由が、今回のように「部屋のここが壊れている」という場合、その個所を直せば問題が解決し、引き続き契約していただける場合がほとんどです。
②契約更新のときに、直接会いに行って話を聞く
弊社では、契約更新の際は直接入居者さんに会いに行き、何か困っていることはないか聞いています。
場合によっては、物件の確認も行います。
【事例1】水回りを交換し、長期入居につながった
過去に築40年以上のアパートで、水回りが木製の物件を管理していたことがありました。
倉川
ゆくゆくは変えないといけないなら、今交換してしまいましょう!
と、大家さんに提案。
ドアとパッキンの交換で、費用は10万5千円程度かかりました。
費用は掛かりましたが、問題が起きる前に対処したことに対して入居者さんから感謝され、結果、長く住んでもらえました。
長く住んでいただいてもトラブルのない入居者さんだったので、大家さんとしても管理会社としても嬉しい結果になりました。
【事例2】ドアのカギを交換し、長期入居につながった
契約更新のときに入居者さんに会いに行くと、「ドアのカギ回りが気になってて…」と相談されました。
ドアのカギ交換の費用は、約2万円。
すぐに手配しカギの交換をしたところ、引き続き契約に繋がりました。
倉川
【事例3】事前に、「壊れる前に連絡をしてほしい」と伝える
エアコンや給湯器は、いつ壊れるかわかりません。
そのため、「壊れてからではなく、ちょっとでも調子が悪くなったら連絡してください」と、入居者さんに事前に伝えています。
エアコンや給湯器は修理に時間がかかるため、壊れてからでは遅いんです。
修理に時間がかかることで、クレームにつながる可能性も…。
事前に「壊れる前に連絡してくださいね」と伝えておくことで、入居者さんとの関係性もしっかりと構築できます。
その結果、給湯器が壊れても、クレームにはつながらずに丸く収めることができるんです。
③管理会社に、いつでも連絡が取れるようにしておく
入居者さんから、「管理会社と連絡が取れない…」というクレームを聞くことがあります。
- 管理会社の連絡先が、そもそもわからない
- 18時以降に電話したら留守電だった…
- 管理会社が土日休みで、連絡が取れない
- 連絡したら、担当者が休んでいると言われた
- たらい回しにされた
管理会社と連絡が取れないことが理由でクレームに繋がり、退去になる場合もあります。
弊社で管理している物件では、入居者さんから365日24時間体制で連絡が取れる状況を整えています。
- 会社の固定電話ではなく、いつでも気軽にLINEやメッセンジャーで連絡できる
- いつでも必ず連絡が取れるように、コールセンターを契約
上記の対策をとっているため、入居者さんから「管理会社に連絡がつかない」というクレームがありません。
④記録を残すために、決まったことは必ずメールでも送るようにしている
弊社では、入居者さんと話して決まったことは、「記録を残す」ためにメール(文面)でも入居者さんにお送りするようにしています。
倉川
その結果、長く住んでいただけるんです。
入居者に長く住んでもらうために、全力を注ぎます
弊社でやっている対処法は、一見すると効率が悪いように見えるかもしれません。
入居後、すぐに退去させない4つの対策は、
- 「退去したい」と言われたときに、必ず理由を確認する
- 契約更新のときに、直接会いに行って話を聞く
- 管理会社に、いつでも連絡が取れるようにしておく
- 記録を残すために、決まったことは必ずメールでも送るようにしている
倉川
この4つを、弊社が管理する物件で徹底的に行っている結果、
- 入居者さんからのクレームがない
- 家賃の滞納もない
- 管理会社が快適
- 入居者さんに長く住んでいただけるので、大家さんも快適&安心
に繋がっています。
また、弊社の対応に満足いただいた方から、
- 入居さんが、物件を探しているお友達を紹介してくださる
- 良い管理会社だと、業界内でいい噂が広がる
- 長期入居が続けば空室にならないので、家賃も無理に下げずに維持できる
ということが、実際に起きています。
弊社に物件の管理を依頼してくださるお客様の1/3が不動産屋さんで、全て口コミで広がりご連絡を頂いています。
不動産のプロが依頼してくださっているので、私もすごく嬉しいです。
弊社としても、とにかく入居者さんが長く住んでくれるように大家さんのお手伝いをしたいと思ってます。
家賃滞納や近隣の方へ迷惑をかけるような方ではなく、そういう心配がない入居者さんに長く住んでいただくことが大切です。
そうすれば、大家さんへのリスクもなくなります。
倉川
「管理会社が何もしてくれない」「空室で困っている」などの困りごとがあれば、当社までお気軽にご連絡ください。担当者から追ってご連絡させていただきます。
LivingTokyo株式会社
お電話やメールからもお問い合わせいただけます。
・電話:03-4570-2323
・メールアドレス:staff@living-tokyo.co.jp